カワイ名古屋スタッフブログ

なんだか１１月にしては暖かい気がしますね～

皆様音楽の秋は満喫されていますでしょうか？？

本日は食欲と読書の秋満喫中の鍵盤担当 池田からオススメ小説をご紹介させていただきます


音楽好き・クラシック好きにはたまらない一冊


　　　　
　　　　おやすみラフマニノフ　
　　　　中山七里　宝島社　￥590　（2011）


以前、同じ作家さんの　”さよならドビュッシー”という小説をご紹介させていただきましたが、内容が少しだけリンクしています


今回も舞台は名古屋です　
　　　カワイ名古屋のある栄もばっちり登場します（笑）


●あらすじ●
今回は音大の中で事件が起こります。
主人公は音大４年生のヴァイオリンの主席奏者、晶という男の子です。秋の演奏会を控え、プロへの切符をつかむためにオケのメンバーと共に練習に励んでいたところに、密室で保管されているはずの時価２億円のチェロが盗まれる事件が起こります。
そして、犯人が捕まらないまま、大学内で不可解な出来事が次々に起こり、オケのメンバーの気持ちもバラバラ・・・
はたして晶たちは無事に演奏会を終えることができるのでしょうか？？
そして犯人の正体は・・・！？


●池田オススメポイント●
前作同様、この作家さんは音楽の描写がすごい！！！
オーケストラとピアノの奏でる美しいメロディー
演奏者の心情や会場の空気が、あたかもその場にいるかのように伝わってきます☆

ミステリー小説ですが、青春小説の要素が強いかもしれません
自分の才能や進路に悩みもがく若者達の成長の物語なので、音大出身の方、ぜひぜひお試しください


BGMにラフマニノフを聴きながら読みたい一冊
私のような音楽ど素人のために、CD付きで出版してもらえると嬉しいですね（笑）


音楽好きの方･読書好きの方、秋の夜長にぜひぜひ読んでみてくださいね

ではでは皆様、良い週末をお過ごしください

鍵盤担当　池田