カワイピアノ

カワイ名古屋スタッフブログ

名古屋が舞台のクラシックミステリー

鍵盤担当の池田ですicon01
私の住んでいる市は昨夜雷と雨がすごかったのですが、皆様お住まいの地域はいかがでした??icon05icon16icon05
雷って怖いですよねicon07
私はあの音が苦手で・・・昨夜はドキドキしながら眠れぬ夜をすごしました(笑)


眠れないといえば、これからの季節は暑くて寝苦しい夜が増えるのでしょうね~icon11
なかなか眠れない夜、皆様いかがすごされますか?音楽を聴いたり、読書をする方もいらっしゃるのではないでしょうか??


さて、本日ご紹介するのは、眠れない夜に読んでいただきたいミステリー小説です。


「さよならドビュッシー」 (2011)  中山七里著 宝島社 ¥590 

あらすじ:主人公は16歳のピアニストを目指す女子高生の遥。祖父と従姉妹と共に火事に遭い、一人だけ生き残りますが、彼女は全身に大やけど負ってしまいます。指も満足に動かすことができません。それでも遥は夢をあきらめず、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励みます。ところが遥のまわりで不吉な出来事が次々と起こり始め・・・


池田イチオシの小説ですicon12
今年の1月に文庫として出版されている本なので新しくはないのですが、ぜひぜひ読んでいただきたい一冊icon01

この物語の一番の見どころは、なんといっても音楽の描写ですicon12本当に美しく鮮やかに描かれていますicon12特にコンクールでの演奏シーンは、何ページにもわたって曲の情景や演奏者の心情が描写されており、本当にコンサート会場で演奏を聴き、その光景を見ているような気持ちになります。そして衝撃のラスト・・・!!えーそうだったの!?と本当に驚きました。

そしてこの小説がオススメなのにはもう一つ理由があり、
実はこの小説、

名古屋が舞台になっているんですicon06

物語のあちこちに、行ったこと、聞いたことのある地名や名称が・・・!!読んでいてワクワクドキドキしますicon12


はい、名古屋近辺にお住まいの皆様、読んでみたくなりました(笑)?
カワイ名古屋の店頭に置いてありますので、一度手にとってご覧下さいicon23

雨の夜、夏の寝苦しい夜は読書で夜更かししましょうicon21