カワイピアノ

カワイ名古屋スタッフブログ

ショパン・ナショナル・エディション日本語版

今日は大雨です・・・icon03

    ショパン:ナショナルエディション(エキエル版)日本語のご案内


全音)¥2800+税

ショパン国際コンクールの審査委員長も務めたポーランドのピアニスト/教育者/研究者である
ヤン・エキエルと、エキエル氏の弟子で原典版全般についての専門家として
世界的に評価されているパヴェウ・カミンスキ氏が、ショパンの自筆譜をはじめとする
あらゆる資料を精査して編纂した原典版「ナショナル・エディション」(通称「エキエル版」)の
日本語版です。

「ナショナル・エディション」は、ポーランドの国家事業として1960年より
エキエル氏が中心となり制作され、「ショパン国際コンクール」の推奨楽譜としても採用されています。

本書は、ピアニスト/研究者である加藤一郎先生監修のもと、
「ナショナル・エディション」の特色である演奏上の留意点やショパン楽譜の原資料についての
詳細な研究内容を、ポーランド語最新版から日本語へ翻訳。

学習者の実用のみならず、ショパンの資料研究においても価値の高い内容です。
[シリーズA]は、ショパンの生前に出版された作品です。


全音)¥2800+税

  ◆今後の出版予定
 ♪ノクターン・・・・2021年8月予定
 ♪スケルツォ・・・2021年8月予定
 ♪エチュード・・・2021年秋以降予定

楽譜担当:荻野face01  

ピアノランド30周年 ライブ配信のご案内

   樹原涼子先生のライブ配信のご案内



今年はせっかくのピアノランド30周年ですが、
このような状況でイベントもままならない状態ですicon11
そこで、
これまでピアノランドを使われていない方、
特に若い先生方に聞いていただき
メソッドの理解だけでなくご自身のレッスンについて考える機会
にしていただければと企画されました。

SNSなどでご存知かもしれませんが、
5月18日10:30~
YouTubeにてライブ配信を行い、1時間たっぷりピアノランドについてお話いただきます。
https://www.ongakunotomo.co.jp/kagutsu/k.php?id=417

楽譜担当:荻野icon01  

ネイガウス著「ピアノ演奏芸術」

   おススメ書籍のご案内


音楽之友社)ピアノ演奏芸術 ¥4000+税

『ピアノ演奏芸術について』の改訂新訳版です。

「芸術家」としてのピアニストになるために、学習しなければならないさまざまな事柄を、
講義のような調子で記述したもので、技術的な練習も、
そのポイントを例にあげながら教示しています。
また、学習者が勉強しなければならないことについても説明がされ、強い説得力を持って
ピアノは、技術にかたよらない幅広い教養を身につけながら、学ぶ必要性を訴えています。
リヒテル、ギレリス、ルプーなどを育てた名教授のエッセンスが光ります。

楽譜担当:荻野icon01


   

交響組曲「魔女の宅急便」

5月になりましたが、少し肌寒いです・・・icon11

     新刊楽譜のご案内


全音)¥2800+税

久石 譲オフィシャル楽譜
映画『魔女の宅急便』の交響組曲版スコアです。

1989年にスタジオジブリが製作したアニメーション映画「魔女の宅急便」の音楽をもとに
交響組曲として再構成したものです。

映画の名曲たちがメドレーとなり、音楽で物語をつむぎます。

〔曲目〕晴れた日に…~海の見える街~パン屋の手伝い~仕事はじめ~身代りジジ~ジェフ~大忙しのキキ~ パーティーに間に合わない~プロペラ自転車~とべない!~傷心のキキ~神秘なる絵~暴飛行の自由の冒険号~おじいさんのデッキブラシ~デッキブラシでランデブー~かあさんのホウキ

演奏所要時間:約25分 (パート譜はレンタル扱いです)

楽譜担当:荻野  

鈴木輝昭 「ピアノのためのソナチネ」

 新刊ピアノ楽譜のご案内


鈴木輝昭:「ピアノのための ソナチネ ~三善 晃の主題による~」コンサートピアノライブラリー
¥1540(税込)

グレード:上級
演奏時間:約13分

「コンサート・ピアノ・ライブラリー」シリーズ
作曲者が10代終わりから20代初めにかけて書いた作品を、
40年の時を経て全面的に改訂したものです。
師である三善 晃氏に与えられたテーマをもとに作曲された第1楽章、
大学在学中に書き足した第2・3楽章からなります。

習作期のエリクチュール・ソナタをもとにしているものの、
自身も“分岐点となった作品”と評しており、氏の作曲への変わらない姿勢が感じられる
緻密な作品です。

1er Mouvement (第1楽章)―― Allegro
2e Mouvement (第2楽章)―― Largo
3e Mouvement (第3楽章)―― Vivo

<まえがき>

《ソナチネ》は、10代終わりから20代初めにかけて書いた、
  ソナタ形式を伴う3楽章構成の作品である。

1976年当時の私は、作曲家を志して隔週ごとに通う師・三善晃先生のレッスンを中心に
日常が回っていた。
そんな或る日のレッスンの終わりに「次はこれで書いてらっしゃい」と、先生はその場で
ソナタの主題を創ってくださった。冒頭7小節のg-mollのテーマだった。
先生の下で20曲以上のエクリチュール・ソナタを書き、その殆どは不出来だったが、
何故かこの曲は上手く行った。
その事は自分でも自覚し、先生からも評価された。
三善晃とアルバン・ベルクの音像が耳の裡側を駆け巡っていた。

暫く時を経て、桐朋の作曲科在学中に2楽章を書き、さらに学内演奏会で発表するために
3楽章を作曲し、鈴木あずさ氏に献呈した。
作品発表会に間に合わせるために直前に書き上げた3楽章は音の数も夥しく、
良くも悪くも暴風の如く吹き荒れる粗い出来だった。
この3楽章は、その後の作曲の歩みの或る分岐点となった作品だが、
2021年、鈴木あずさ氏リサイタルにおけるプログラムに上り、
約40年の時を経て見直す機会が与えられた。
音はあくまで当時のままとし、現在の意識で全ての楽章に手を加え、改定版とさせていただいた。

作家としての性(さが)には変わるものと変わらないものがある。《ソナチネ》から40年、作曲家として生きて来た今の自分の音と、相共存する世界がそこにはあった。

                                    鈴木輝昭

楽譜担当:荻野