カワイピアノ

カワイ名古屋スタッフブログ

「ピアノランド こどものスケールブック」

1月も終わります。
寒い日があったり、暖かい日があったり・・・icon04

  新刊ピアノ楽譜
  「ピアノランド こどものスケールブック」 が入荷しました!


音友)¥1500+税

     全24調のしくみを楽しくマスターしよう!

2016年の刊行当初から大好評を得ている『ピアノランド スケール・モード・アルペジオ』のさらに
前段階で学習できるスケール教材です。

子供が自分自身で「持ち、読み、書き、弾く」ことのできる教本・ブックとして、
①音階のしくみ 
②指使いの法則 
③調性
④2オクターヴまでのスケールとカデンツ
に絞り、丁寧な解説をしていきます。

「感性を育みながら、しくみを理解して弾く」
「自分でフィンガリングを考える素養を身につける」ことができるなど
、著者樹原涼子先生が長年、世に訴えて続けてきた指導の真髄に、
スケール学習の面からも触れることができます。

レッスン
1スケール(音階)って何?
2.ドレミファソラシドの研究
3.5度圏を弾こう!「テトラコード祭り」
4.つやつやの音でスケールを弾くには
5.指を自由に、速く動かすには
6.スケールの指づかいとポジション移動
7.全24調その1 ハ長調とイ短調は平行調
8.五音階ペンタトニックスケール5音
9.半音階クロマティックスケール12音
10.全音階ホールトーンスケール6音
11.モードの不思議な響き7音
12.全24調

   ”樹原涼子先生より”

レッスン時間内に、調整の仕組み、#や♭が増えていく理由、その順番などを教えるのに
苦労していらした先生方、近現代の小品に取り組むのに全音音階やモードなどを
どうおしえたらいいか考えあぐえていた先生方も多いと思います。
さらに、ハノンで全調をダダダッと弾くよりも、しくみを理解して美しく演奏した方がいい、という価値観をお持ちの先生方はぜひ、小学生の生徒さんにお使い下さい。
曲中のスケールを見分け、転調や借用を理解して弾く基礎力を育てながら、
テクニックを伸ばすことができます。

古楽だけでなく、最近のクラシックのコンクールでは即興の要素が重要視されるようになり、
そのための基礎知識、スケール教育が問われる時代となりました。
子どもたちの時間を少しでも有効に使って豊かなレッスンができるよう、
お役立てください。

      
楽譜担当:荻野icon01