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調性で読み解くクラシック

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 おススメ書籍ご案内です
 
  クラシックの長調、短調にはワケがある



ヤマハ) 調性で読み解くクラシック 吉松 隆:著 ¥950(本体)

  長調は「楽しい」、短調は「悲しい」? 作曲家はどうやって調性を選ぶの?

    調性(スケール)については不思議なことがいっぱい!
    これを作曲家の吉松隆氏が分かりやすく解説します!

和声法だのコード進行だのを何も知らなくても、
   最後の「ジャーン」という和声に辿り着くと
   誰でも「ああ、終わった」という開放感に満たされる。

 これは「音」というものが最初から持っている「科学的」に説明できる性格なのだろうか・・
 あるいは、それを聞く人間の耳や感情によって起こる「感覚」の問題にすぎないのだろうか・・・
 もしくは、人間が生まれつき持っている「本能」?
 それとも子供の頃から聞いてきた音楽の体験から染み込んだ「記憶」あるいは「くせ」?

この書では、そんな「ハーモニー」や「調整」の謎と秘密について、
独断と私見も含めて解説してゆこう。

            ・・・・本書「はじめに」より

   [目次]

   第1章:調性とは何か
調性の性格/調性と色彩/ストレスの短調 etc.

   第2章:楽器からみた調性
作曲家はどうやって調性を選ぶのか? etc.

   第3章:科学的にみた調性
「光」の長調、「影」の短調/音律の話 etc.

  第4章:調性の歴史
音楽の父の誕生/無調と12音 etc.

  第5章:調性に関するエトセトラ
日本の「調」の話 etc.

  第6章:それぞれの調性の特徴と名曲
ハ短調からホ短調(全24調) etc.


楽譜担当:荻野